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元家具販売が伝授!自分にピッタリな寝具の選び方【マットレス】

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画像出典:photoAC
この記事を書いた人
すずみね

元インテリア家具販売員。
理想の部屋のイメージや予算、お部屋の構造などを考慮し、ピッタリなアイテムやコーディネートを提案してきました。
素敵な暮らしのお手伝いをできたらとブログを執筆中。

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人の睡眠は1日の3分の1、人生の3分の1を占めると言われています。

それほどの時間を寝具の上で過ごす為、歪んだままだと姿勢の癖がついてしまいます。
しかも毎日の疲れをとるための睡眠。快適に過ごしたいですよね。

自分の体に合った寝具を使うだけで、睡眠の質が劇的に変わります!!

ここでは1番重要な、マットレスやマストアイテムについて解説していきます。

こんな人に

➤マットレスがヘタってきた
➤新生活で家具を買い揃えたい
➤眠るまで時間がかかる、眠りが浅い
➤疲れがとれない
➤腰痛や肩こり、いびきがひどい

寝具と言っても様々。ベッドフレーム、枕、布団カバーetc.
そんな中でも、マットレスは最重要です。
おしゃれさや機能面で優れたフレームを買い、マットレスは適当に。という人をよくお見かけしてましたが、正直フレームよりマットレスに予算を割く事をおすすめします。

言ってしまうと、いいマットレスは本当に高いです。
かと言って下手なマットレスを買うと、すぐヘタる、寝付けない、朝起きたら身体が痛い、などなど。
毎日毎日疲れが取れるどころか蓄積してしまいます。
なので、買える範囲で自分に合う良いマットレスを

頻繁に買い替えないマットレス。
物によっては何十年と使っていけるので、ぴったりのものを見つけるヒントにしてみてください

選び方の要点のみ知りたい方はこちら↓↓↓まとめへジャンプ

サイズ

サイズの種類

・シングル   幅100cm
・セミダブル  幅120cm
・ダブル    幅140cm
・ワイドダブル 幅150〜155cm
・クイーン   幅160cm
・キング    幅180cm
※メーカーによって種類や厳密な寸法は異なります

選び方

   ワンサイズ上が 最適◎    

寝返りをうつスペースを考慮すると、
1人(大人)セミダブル以上
2人(大人2人)ワイドダブル以上
3人(大人2人+子供1人)クイーン以上

が快適な睡眠の為にはおすすめ。

体格が大きい方は特に、ゆとりのあるサイズを選ぶことをおすすめします!

人間工学に基づき、普通体型の大人1人に必要な幅は約60cm。
最低限の幅は60cmとされており、家具の大きさや家具配置による通路はこの60cmを基準にしています。
そのため、ダイニングテーブル、ソファなど
幅60cm→1人用
幅100cm→ゆとりあり1人用
幅120cm→2人用
として基本的に作られ
ています。

広々と快適に過ごせるお部屋にするためには常にこの60cmを最低限の幅として目安に◎

1人例

左:シングル 右:セミダブル※イメージ図

寝返りを打つと・・・

部屋が狭いからシングルで、、、という方が多いですが、セミダブルでも意外と必要面積は変わりません!

シングルとセミダブルの幅の差20cmは、500mlペットボトルの高さと同じ。
でも寝た時の体感の広さは異なるので、ゆとりのあるセミダブルの方がおすすめ

構造

※マットレスの「詰め物」、といっても厳密にはいくつかの層に分かれていますがこの記事では簡単に「詰め物」とまとめて表記します。

構造の種類

詰め物(ノンコイル)マットレス→厚さ3cm〜。比較的軽量、安価。折りたためたり洗濯可能のものもあり。※ウレタンは洗濯NG
今使っているマットレスの上に乗せて使うもの、布団がわりに使うもの、ベッドマットレスとして使うものなど様々。
素材の品質によってはすぐにヘタりやすい

コイルマットレス→厚さ10cm〜。薄型のものから厚いものまで。中には折りたたみできるものも。
コイルメインで作られており、詰め物は少量なのでへたりにくい高品質なものを選んでもコイル+詰め物に比べたら安価。

コイル+詰め物マットレス→厚さ12cm〜。数種類の詰め物が使われており高価になりやすい。
重量があるものが多く、ベッドフレームからずれにくい。
両面に異なる寝心地の詰め物がされていたり、リバーシブルで使えるものもあり

選び方

使用するベッドフレームや予算、寝心地の好みで選択肢はかなり変わってきますのであくまで目安に↓↓↓

へたりにくさを重視するならコイルマットレスがおすすめ◎
予算はそれなりにあって、寝心地+へたりにくさを重視するならコイル+詰め物マットレス

2段ベッド、ロフトベッドに使うなら・・・
軽くて設置しやすく、転落防止として高さのない詰め物のみのマットレスがおすすめ◎

今あるマットレスに乗せて使うなら・・・
詰め物のみの薄型で通気性の良いマットレス!
通気性の悪いものを乗せてしまうと、マットレスの劣化に繋がります。

ただ、本来マットレスはそのままで使うものなので、何も乗せないで使うことが劣化対策には1番◎

今のマットレスに乗せる用に買うという方多いですが、正直新しいマットレスへ買い替えることをおすすめします。

ベッドフレームとの相性も考慮して厚さを選ぶのもコーディネートとして大切。
高さの低い家具の中にベッドだけ高さがあるとバランスがちぐはぐに💧

チェストベッドなど高さのあるベッドフレームで使うなら・・・
厚いマットレスを合わせると部屋の圧迫感が出たり、立ったり座ったりといった動作がしにくく感じることも。
‬10〜13cmくらいの厚みのものがベスト◎
厚くても18cm以下には抑えることを推奨します。

内部素材

内部素材は大きく分けて2つ。

土台として使用される『コイル』と、土台またはクッション部分として使用される『詰め物』の2つに分かれます。

コイルの種類

ボンネルコイル→コイル同士が繋がっているため、体をで支える。適度な硬さと弾力。

メリット→比較的安価
デメリット→フィットしにくい、きしみやすい

ポケットコイル→1つ1つが独立したコイル。体をで支える。CMなどテレビでよく耳にするコイルはこのポケットコイル。

メリット→フィット感◎
デメリット→比較的高価になりやすい

同じポケットコイルでもコイルの太さや数、配列によって寝心地が異なります。
より太いコイル・よりコイル数が多いほど支えが丈夫で、かつ、コイルが細く少ないマットレスに比べるとしっかりした寝心地

配列でいえば、交互配列のほうが高密度なのでしっかり体を支えてくれるかための寝心地になりやすいです。
ただし端が補強されていないものだと並行配列より端が沈みやすくなるのがデメリット。
使うマットレスがサイズにゆとりのあるもので、ほとんど中央しか使わないのであれば特に気にせず大丈夫です。

選び方

断然、ポケットコイルマットレスがおすすめ!

ただ、コイルの太さや数、配列は、
寝心地の好みや寝た時に端まで使うかどうか、上の詰め物などで左右されます。
そのため特に気にして見る情報ではなく、このマットレスはこういう作りなんだな、くらいでOK!

詰め物の種類

メーカーによって独自の素材が使われていたり、マットレスによって色々な素材が使われていますが、ここでは主に使われている素材について簡単に解説!

綿(わた)→天然繊維、化学繊維など。やわらかい寝心地。

低反発ウレタン→ゆっくり沈みゆっくり戻る。包み込まれるような寝心地。保温性◎

ラテックス→ほどよい反発力◎でもやわらかさもありフィット感◎体圧分散◎

高反発ウレタン→寝返りサポート◎通気性◎体圧分散◎密度が高いものほど劣化しにくく長く使える。

カルファイバー→介護の現場で役立つよう開発されたもの。高弾性◎体圧分散◎
通気性◎寝返りサポート◎

選び方

長く使うために、より高密度の詰め物が◎
へたりにくく劣化しにくい!

横向きやうつ伏せで寝ることが多い方は
やわらかい寝心地のもの
横向き寝はいびき対策に◎

腰痛や肩こりが気になる方は
体圧分散に優れたもの

寝返りが打ちやすいようにサポートしてくれるものなら
高反発など弾性が高いもの

それなりのお値段のマットレスではさまざまな形がありますが、形が違うのは縫製の違いによるもの。
(下のそれぞれのイメージ図は構造がコイル+詰め物の場合の例)

形の種類

タイトトップ→見た目がスッキリしている。安価
内部構造がコイルとたくさんの詰め物の場合、詰め物によって中央部が膨らむので傾斜ができる。端まで使いにくい

ピロートップ→上の詰め物の層が下の土台部分に縫い付けられている。やわらかい傾斜により端まで使いにくい

ボックストップ→ピロートップと同じで上の詰め物の層が下の土台部分に縫い付けられている。
ただし、ボックストップの場合は上の詰め物の厚さに合わせて縁が作られているため、端まで使えるへたりにくいので長く使える

選び方

包み込まれるような寝心地がいいならピロートップがおすすめ。
へたりにくさ重視端まで広々使う
(複数人で寝る、体格が大きい、寝相が気になる)ならボックストップが◎

理想のマットレスとは

理想の寝姿勢

理想の寝姿勢とは、直立している時の姿勢!

仰向けで横になったとき、この状態をキープできるマットレスが最適◎

体の反りが保たれている。体重が一点集中せず分散されている。

隙間ができる、体重が数カ所に集中し負担がかかっている→硬すぎ!

腰が沈み込む、首から腰にかけて一直線になる→柔らかすぎ!

横になったとき、一番沈むのは腰。つまりそれだけ腰に負担がかかっているということです。
生活において重たい上半身を支えている腰は、立っているときも、座っているときは特に負担がかかっています。横になっている時こそは休ませたいもの。
なので、体重を上手に分散させてくれるマットレスがおすすめ◎

特に腰部分が沈み過ぎていないか要チェック!

理想の寝返り

理想の寝返りは、スムーズに体勢を変えられること。

寝返りを打つ時に、足を立てたり体の位置をなおしたりする場合は、寝返りが打ちにくい証拠!

実際に長時間横になったり、寝返りをうってみないと適したマットレスかどうかわかりません。
そのため、お試しができたり、返品対応があるものがおすすめ◎

マットレスを長く使うために

必需品

マットレスをより長く使うために、除湿シート、ベッドパッドの使用を!

布団と違ってずっと敷きっぱなし。基本干せない、洗えないので、清潔に保つためには欠かせないアイテム。

除湿シートは、フレームとマットレスの間に敷いて、カビが発生するのを防ぎます
床置きで使う方は、すのこの使用を推奨◎

ベッドパッドは、汗を吸収してくれて簡単に洗えます
シーツだけだと、マットレスに汗が染み込んでしまうのをこの先何年と、、。
ベッドパッドを敷いていればマットレスに染み込むのを防ぐことができ清潔に使えます◎
汗だけでなく、皮脂などの汚れ対策に
マットレスにベッドパッドをつけた上からシーツを被せるだけでOK!

マットレス使用時の注意点

お客様のお話を聞いたり、お試しされている方をみていて結構いらっしゃったのが、マットレスをソファ感覚で使用しているという方!!

ベッドマットレス使用の注意点として、腰掛けての使用はNG!

全身をバランス良く支えるように作られているため、腰掛けると体重が1点集中し、へたりやすくなります。特に端は沈むので注意!

⚠長く使うためには、きちんとベッドとしての使用を推奨します。

まとめ

要点︎︎︎︎︎︎チェック!☑︎

<サイズ>
ワンサイズ上のマットレスが快適に過ごせる大きさ!→1人ならセミダブル、2人ならワイドダブル

<内部構造>
ポケットコイルは体の反りにフィット。しっかりと体を支える
︎︎︎︎高密度の詰め物は劣化しにくく長く使える

<寝姿勢>
仰向けで横たわった時に、直立している時と同じ姿勢である
 ☑マットレスと体の間に隙間が出来ていないか︎︎︎︎︎︎
 ☑︎特に腰部分が沈み過ぎていないか︎︎︎︎︎︎
寝返りの際に、足を立てたり体の位置を直したりせず、スムーズにうてる

<必需品>
長く清潔にマットレスを使うために除湿シートとベッドパッドを使用

<使用時の注意>
ソファみたいに腰掛けての使用はNG!

<悩み別>
腰痛や肩こりが気になる→体圧分散に優れたもの(高反発ウレタン、カルファイバー、ラテックスなど)
横向きやうつ伏せで寝ることが多い。いびきが気になる→やわらかいもの(綿、低反発ウレタンなど)
快適な寝返りを打ちたい→高反発、高弾性(高反発ウレタン、カルファイバーなど)

購入マットレスの特徴
ちなみに…マットレスは圧縮された状態で届く商品が多いです。
圧縮マットレスは、本来のかたちや寝心地に戻るまで数時間〜数日要するので開封から数日後の寝心地がそのマットレス本来の寝心地。

厳選!おすすめマットレス

上質な寝心地を実現するために、寝返りに特化した【NELLマットレス】

<NELLの特徴 その1>
NELL最大の魅力は、120日間もお試しができること!!※製品到着から120日間、返品・全額返金保証付きフリートライアル
寝心地をじっくり体験できるので、きちんと自分の体に適したマットレスかどうかが試せます!

コイルや詰め物にはそれぞれ特徴がありますが、同じポケットコイルでもコイルの太さや硬さ、詰め物の質や密度で寝心地はだいぶ異なります。
そのため、結局は実際に寝てみない事には明確な寝心地はわかりません。

NELLは4ヶ月近くじっくりお試しできるので本当に合うかがわかる!

<NELLの特徴 その2>
送料無料!
商品配送時のみならず、返品送料も無料。しかも返品時の梱包は不要なので手軽にお試しできます。

<NELLの特徴 その3>
寝返りを科学したマットレス。
そのためコイル配列や使用コイルをこだわって作られています。

・ダブルサイズのマットレスで1734個ものポケットコイルを使用。体圧分散に優れています。
 他社のダブルマットレスでは平均530個ほどなので、約3.3倍ものポケットコイルが体をしっかり支える!
・一番沈む腰部分には固めのポケットコイルを配置。腰と背中をしっかり支え、寝返りサポート
・体の負担軽減を考えてつくられているので、腰痛、肩こり軽減も!

<NELLの特徴 その4>
雑誌など様々なメディアで取り上げられており、ユーザー満足度★4.5
96.7%はリピートしたいとの評価!※2020年10〜12月利用者への自社アンケート

<お試しの流れ>
1.公式サイトから申し込み⇒【NELL マットレス】
2.希望商品・サイズ選択。希望する配送日時の設定
3.商品受け取り→120日間のトライアルスタート!
4.寝心地が合わないと思ったら返品・全額返金
※商品到着から14日以上120日以内。返品の際の商品梱包は不要。
5.気に入れば手続きせずにそのまま!10年間もの耐久保証付き

全て新品の家具サブスク【subsclife(サブスクライフ)】
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